2010年11月9日火曜日

2010年10月24日日曜日

いつかここで泣く人のために

 
                「この占春園には幸田文さんが植えてくださった
                 小鳥の好きな実のなる木があります。大切に育てましょう。 
            筑波大学付属小学校 文京区役所」

茗荷谷から小石川へ行く途中にあります。
お得意先に行った帰り、いつもちょこっとだけ寄ります。
 
先日もこちらに寄って、帰ろうとしたら、
私より年配の女性が入って来られて、
「ここはいいところですね~」と言われます。
「ええ、そうですね」と私。
「ほんとうにいいところだわ。
悲しいときに泣きにきても、誰もいないもの。
思いっきり泣けそう」
 
「ええ、ほんとうにそうですね。」
そんなことしか言えなかった。
  
今の私は泣きたいほどの悲しみを抱えていないけど、
人生のはじめの頃に悲しいことがあって、
樹々や花や虫たちにとても慰められた経験がある。
そして文さんの小説を読むと、その境遇に
少し自分のと重ねあわせることができたりもする。


樹を植えることを決めたとき、
文さんにはどんな思いがあったのだろう。
東京に少しでも緑を、という思い、
賑やかに囀る鳥たち、それを観察する子どもたち…。

だけどそれだけではなく、
やがてこの庭を訪れて泣く人のことも、
考えておられたような気がしてならない。

2010年10月18日月曜日

青い花

小説にありましたっけ? 『青い花』
 
一度読んでみようか、と、ふと思いました。 

2010年10月17日日曜日

 
バスを待っていて、ふと空を見上げたら
虹がありました。
よくあるようなアーチ形でなくって、
そこにだけきっと水蒸気の層ができて、
光のプリズムができた、そんな感じです。
 
目をかなり凝らさなくては、あるのかないのかさえ
分からないような虹でした。
 
うわー、誰かに教えたい、知ってる人通らないかしら?
 
残念ながら人通りも少なく、やがて来たバスに乗りました。
もしかするとこういう虹って空にはいっぱいあって、
気づかないだけなのかもしれませんね。
 

2010年10月1日金曜日

黄色です

 
去年、はじめて見かけました。

2010年9月28日火曜日

曼珠沙華と狐



 
狐の男の子がやってきてお母さん狐に言いました。 
 「うわぁ! かざぐるまがいっぱい!」 
お母さん狐が言います。 
 「坊や、それは曼珠沙華って言うお花よ」 
 「なーんだ、そうかぁ。だから吹いても回らないんだ~」   
さっきから花をフーフーと吹いていた坊やは、 
つまらなさそうです      

お母さん狐は「ちょっと待っていてね」と言うと呪文をとなえ、 
曼珠沙華をかざぐるまにかえました。

 
    
 「ありがとう! お母さん」 
子狐は曼珠沙華のかざぐるまを持って走り出しました。 
かざぐるまは気持ちよさそうに クルクル 回りはじめます。  
子狐が楽しくなって、よけいに早く坂道を走りまわると、 
かざぐるまもいっそう早く、クルクル クルクル 回りました。 
        
走りまわって男の子がそろそろくたびれそうになった頃、 
 「シィッ!!」 
お母さん狐が言いました。 
 「人の声がするわ。きっとお墓参りの人たちね。 
  さぁ、見つからないうちに帰りましょう」 
男の子は「は~い」というとかざぐるまを置いて 
お母さんについていきました。 
それからしばらくすると、今度は人間のお父さんお母さん 
そして男の子が山道を上ってきました。 
 
お花の入った桶を持っています。 
 「わぁ! かざぐるまだ!」 
ちょっとくたびれかけていた男の子は、 
とたんに元気になって言いました。 
 「誰のだろう?」 

不思議そうに男の子が拾うと、 
かざぐるま風もないのにクルクル クルクル  
歌うようにまわり始めました…… 


とさ。お話はこれでおしまい。ぼうや、おやすみ。
 
 

   
                                       

2010年9月14日火曜日

海沿いの町へ

今日は海に沿って走る電車に乗って、
88歳の大伯母を訪ねました。

腰も曲がってしまった大伯母ですが、
元気にいろいろな話をしてくれました。
 
大伯母さま、いつもありがとうございます。
 
帰りは海の見えるロープウェーで帰りました。

写真は、訪れた町のマンホールの蓋です。
(どこか、分かるよね。)

2010年9月11日土曜日

おいしいお酒

 
「珍しい酒が手に入りました」

その人は言う

「心のなかに白い壷があるでしょう
泣いたときは涙をそこにためるのです
少しずつ涙をためて いっぱいになったら
壷に栓をして 暗くて涼しいところに置いておきます

2年か3年経つとおいしいお酒ができあがります

誰にでもできることですが 飲むならやはり
美女の涙でつくったお酒がいちばんでしょう

それがこれです」

すすめられるままに飲んでみると
とろりとしておいしかった

「こころもち潮の味がするね」と言ったら

「ええ だから酒の肴はいらないんです」

その人はすました顔でそうこたえた
  


※暑さも和らいできた今日この頃、すこし元気になったので、笛のかわりの法螺を吹いてみました。

2010年9月6日月曜日

慎重に検討を重ねた結果


ずっと前に使っていたプラスティックのマウスパッドが、
熱のせいかヘナヘナになり、
それからはマウスパッドなしでした。
特になくてはならないわけでもなく、
仕事にも支障がなかったわけで…。
 
ですが、ベニヤを敷いている(上の写真の机ではない)我が仕事机の、
マウスパッドの位置、だんだん黒ずんでくるので、
いいのが見つかったら買おうと思ってました。
そして昨日、徘徊していた西武デパートで、
箱根寄木細工のマウスパッドを見つけたのです!
 
最初、目にとまったのは市松模様のおとなしいもので、
サイズもこの二分の一でしたけど、
即効買わずに家に戻り、どうしたものかと考えたあげく、
今日、池袋に立ち寄った折、
「箱根寄木細工はこれでなくっちゃ!」柄の方を買いました。
 
結果、とても気に入ってます。
今まで使ったマウスパッドのどれよりも。
マウスの移動が気持ちいい。置く手の感覚も気持ちいい。
満足です、ええ。

2010年9月5日日曜日

夜の訪問者

 
窓を開けて仕事をしていたら、
バサっ! というか、ドサっ! というか
飛び込んできたカマキリ君。
 
記念撮影してから、ピーちゃんに見つからないうちに
ご退場願いました。
  
一番よく取れたのをアップします。
当のカマキリ君に見せられないのが残念。