2010年12月19日日曜日

シクラメン 3

 
シクラメン、篝火草(カガリビバナ)とも。

シクラメン 2




シクラメン 1





桜台の農協は、シクラメンの鉢植えがいっぱい。

カメラがやっと治って、帰ってきました。

2010年12月6日月曜日

安楽寺

 
仕事で京都へ行ってきました。
帰るまで時間があったので、哲学の道を散歩したのですが、
安楽寺が特別公開の最終日で、
お住職さまのお話も聴くことができました。
 
昔、祖母が「松虫鈴虫のお墓がある」と言っていたので、
何度か行ったことがあるのですが時間帯があわず、
中に入らせていただくのは今回がはじめてでした。
  
19歳、17歳で出家した松虫鈴虫はその名も愛らしく、
京都の人たちの心にずっと記憶されていたのでしょう。
修復された小さなお像、東山を借景にしたお庭など
京都でのひと時を楽しみました。

2010年11月22日月曜日

桜紅葉

 
同窓会の東京支部の集まりがあって、
目黒まで足を伸ばしました。
 
同窓会の先輩・後輩は考えてみれば皆さん「京女」。
なんかちょっとすごくないですか?
 
ちなみに私は、家族が京都の言葉を話さない環境で育ったので、
生粋の京女とは言いにくい。
 
「生まれ育ちは京都です」と言ったときに
勝手に京女だと誤解される場合は、
そのままにしておりますが。(w

2010年11月16日火曜日

葉っぱたち

  
仕事で使いたくて、スキャンした葉っぱたちです。
何気なく置いてスキャンしたのですが、
絵葉書に使えそう。

2010年11月9日火曜日

2010年10月24日日曜日

いつかここで泣く人のために

 
                「この占春園には幸田文さんが植えてくださった
                 小鳥の好きな実のなる木があります。大切に育てましょう。 
            筑波大学付属小学校 文京区役所」

茗荷谷から小石川へ行く途中にあります。
お得意先に行った帰り、いつもちょこっとだけ寄ります。
 
先日もこちらに寄って、帰ろうとしたら、
私より年配の女性が入って来られて、
「ここはいいところですね~」と言われます。
「ええ、そうですね」と私。
「ほんとうにいいところだわ。
悲しいときに泣きにきても、誰もいないもの。
思いっきり泣けそう」
 
「ええ、ほんとうにそうですね。」
そんなことしか言えなかった。
  
今の私は泣きたいほどの悲しみを抱えていないけど、
人生のはじめの頃に悲しいことがあって、
樹々や花や虫たちにとても慰められた経験がある。
そして文さんの小説を読むと、その境遇に
少し自分のと重ねあわせることができたりもする。


樹を植えることを決めたとき、
文さんにはどんな思いがあったのだろう。
東京に少しでも緑を、という思い、
賑やかに囀る鳥たち、それを観察する子どもたち…。

だけどそれだけではなく、
やがてこの庭を訪れて泣く人のことも、
考えておられたような気がしてならない。

2010年10月18日月曜日

青い花

小説にありましたっけ? 『青い花』
 
一度読んでみようか、と、ふと思いました。 

2010年10月17日日曜日

 
バスを待っていて、ふと空を見上げたら
虹がありました。
よくあるようなアーチ形でなくって、
そこにだけきっと水蒸気の層ができて、
光のプリズムができた、そんな感じです。
 
目をかなり凝らさなくては、あるのかないのかさえ
分からないような虹でした。
 
うわー、誰かに教えたい、知ってる人通らないかしら?
 
残念ながら人通りも少なく、やがて来たバスに乗りました。
もしかするとこういう虹って空にはいっぱいあって、
気づかないだけなのかもしれませんね。
 

2010年10月1日金曜日

黄色です

 
去年、はじめて見かけました。

2010年9月28日火曜日

曼珠沙華と狐



 
狐の男の子がやってきてお母さん狐に言いました。 
 「うわぁ! かざぐるまがいっぱい!」 
お母さん狐が言います。 
 「坊や、それは曼珠沙華って言うお花よ」 
 「なーんだ、そうかぁ。だから吹いても回らないんだ~」   
さっきから花をフーフーと吹いていた坊やは、 
つまらなさそうです      

お母さん狐は「ちょっと待っていてね」と言うと呪文をとなえ、 
曼珠沙華をかざぐるまにかえました。

 
    
 「ありがとう! お母さん」 
子狐は曼珠沙華のかざぐるまを持って走り出しました。 
かざぐるまは気持ちよさそうに クルクル 回りはじめます。  
子狐が楽しくなって、よけいに早く坂道を走りまわると、 
かざぐるまもいっそう早く、クルクル クルクル 回りました。 
        
走りまわって男の子がそろそろくたびれそうになった頃、 
 「シィッ!!」 
お母さん狐が言いました。 
 「人の声がするわ。きっとお墓参りの人たちね。 
  さぁ、見つからないうちに帰りましょう」 
男の子は「は~い」というとかざぐるまを置いて 
お母さんについていきました。 
それからしばらくすると、今度は人間のお父さんお母さん 
そして男の子が山道を上ってきました。 
 
お花の入った桶を持っています。 
 「わぁ! かざぐるまだ!」 
ちょっとくたびれかけていた男の子は、 
とたんに元気になって言いました。 
 「誰のだろう?」 

不思議そうに男の子が拾うと、 
かざぐるま風もないのにクルクル クルクル  
歌うようにまわり始めました…… 


とさ。お話はこれでおしまい。ぼうや、おやすみ。
 
 

   
                                       

2010年9月14日火曜日

海沿いの町へ

今日は海に沿って走る電車に乗って、
88歳の大伯母を訪ねました。

腰も曲がってしまった大伯母ですが、
元気にいろいろな話をしてくれました。
 
大伯母さま、いつもありがとうございます。
 
帰りは海の見えるロープウェーで帰りました。

写真は、訪れた町のマンホールの蓋です。
(どこか、分かるよね。)

2010年9月11日土曜日

おいしいお酒

 
「珍しい酒が手に入りました」

その人は言う

「心のなかに白い壷があるでしょう
泣いたときは涙をそこにためるのです
少しずつ涙をためて いっぱいになったら
壷に栓をして 暗くて涼しいところに置いておきます

2年か3年経つとおいしいお酒ができあがります

誰にでもできることですが 飲むならやはり
美女の涙でつくったお酒がいちばんでしょう

それがこれです」

すすめられるままに飲んでみると
とろりとしておいしかった

「こころもち潮の味がするね」と言ったら

「ええ だから酒の肴はいらないんです」

その人はすました顔でそうこたえた
  


※暑さも和らいできた今日この頃、すこし元気になったので、笛のかわりの法螺を吹いてみました。

2010年9月6日月曜日

慎重に検討を重ねた結果


ずっと前に使っていたプラスティックのマウスパッドが、
熱のせいかヘナヘナになり、
それからはマウスパッドなしでした。
特になくてはならないわけでもなく、
仕事にも支障がなかったわけで…。
 
ですが、ベニヤを敷いている(上の写真の机ではない)我が仕事机の、
マウスパッドの位置、だんだん黒ずんでくるので、
いいのが見つかったら買おうと思ってました。
そして昨日、徘徊していた西武デパートで、
箱根寄木細工のマウスパッドを見つけたのです!
 
最初、目にとまったのは市松模様のおとなしいもので、
サイズもこの二分の一でしたけど、
即効買わずに家に戻り、どうしたものかと考えたあげく、
今日、池袋に立ち寄った折、
「箱根寄木細工はこれでなくっちゃ!」柄の方を買いました。
 
結果、とても気に入ってます。
今まで使ったマウスパッドのどれよりも。
マウスの移動が気持ちいい。置く手の感覚も気持ちいい。
満足です、ええ。

2010年9月5日日曜日

夜の訪問者

 
窓を開けて仕事をしていたら、
バサっ! というか、ドサっ! というか
飛び込んできたカマキリ君。
 
記念撮影してから、ピーちゃんに見つからないうちに
ご退場願いました。
  
一番よく取れたのをアップします。
当のカマキリ君に見せられないのが残念。
 

2010年8月29日日曜日

絵に会うために



晩年の30年間は家から一歩も出ないで、
絵を描いていたそうです。
そのおじいさんが亡くなって5年後に建てられた美術館も
すでに25年を経ています。
 
豊島区千早の住宅街にあるその美術館へ、
ちょうど機が熟したような予感がして、行ってみました。
 
蟻や鳥、蛙、猫、墨の大書、などなど、すべて脱力系。
 それでいて涙が出るくらい感動するのはなぜでしょう。
 
美術館には、おじいさんが使っていたイーゼルや、
若い頃に引いたチェロも置かれています。

 庭には欅とハゼの木がそよいでいました。

バイバイ、おじいさん、また来るね。






2010年8月26日木曜日

月とネオン

 
「月がとってもきれです」とメールいただき、
水道橋からお茶の水へ歩く。
最初はビルばかりでお月さまがみつからなかったものの、
御茶ノ水ではこのとおり。
ところでこの神田川、都会にすごい渓谷!と思っていたのですが、
江戸時代に土地を削って川を通しているらしい。

東京は、知れば知るほど面白いなぁ。。


(古くは北側の本郷台(湯島台)と南側の駿河台が一続きで
「神田山」と呼ばれていたが、2代将軍徳川秀忠の時代に、
水害防止用の神田川放水路と江戸城の外堀を兼ねて
東西方向に掘割が作られ、現在のような渓谷風の地形が形成された。
同じ頃、その北側にあった高林寺から泉が出て、
この水を将軍のお茶用の水として献上したことから、
この地が御茶ノ水と呼ばれるようになったといわれる。(wikipediaより)

2010年8月20日金曜日

アカシアの花

 
第一生命ビル向かって左の通りに
アカシアの並木がありました。
 
小学校に咲いていたアカシアが
実はニセアカシアだと知ったときはショックでしたが、
東京に来てアカシアを知り、好きな花になりました。
 
甲州街道にも咲いてますね。

歴史のはざま

 
今日は出光美術館に行ったのですけど、
時間があったので第一生命ビルで展示していた絵画を見て、
喫茶室でお茶を飲みました。
 
このエントランス、
GHQ本部があった当時、どのような人が
どのような思いでここを通っていたのでしょうか…。
 
比較的空いていてゆったりした喫茶室で、
ケーキとアイスコーヒーをいただきました。

姿かたちのよい柳

  
「残暑お見舞い申し上げます。」
 
「して、あなたさまは……」
 
「名乗る……ほどの……ものでは……」
  
  
ハッと気が付くと、往来激しいお堀ばた@日比谷でした。

2010年8月15日日曜日

姿かたちのよい百日紅

 
なかなかこういう百日紅にはお目にかかりません。
ふつう、もっと幹がクネっとしてますよね。

階段

 
小石川の共同印刷近くで見つけた階段。
 
なんとなく上まで行ってみたくなります。
今回は時間がなかったけど、次回ぜひ。

2010年8月5日木曜日

百 合

  
白昼の庭のま中に百合咲けばひた立ちつくす息をひそめて
 
 
 
同じく@根津美術館

2010年8月4日水曜日

藤 棚

 
家に帰ってからこの写真をデスクトップに置きました。
 
仕事に疲れたらヨッコラショとウィンドウの中に入り、
 
ここで昼寝をしようと思います。
 
寝過しているときは起こしてください。
 
できればメールで、お茶とお菓子を添付して……。
 


@午前の根津美術館

2010年8月3日火曜日

虹を織る蜘蛛

投稿を公開
 

私の蜘蛛への関心は、小学校のときに読んだ『緑の館』(ハドソン)に始まります。
アマゾンの奥地に住むリーマという少女の服は
薄くて軽くてとても美しく、彼女に出会った青年が不思議に思って尋ねると、
リーマは実際に蜘蛛がその衣を織る様子を青年に見せます。
私はこれでハマりました。
そしてそんな布を織る蜘蛛を今も探し続けています。

 
このようなページが…。

*

芥川龍之介の短編『蜘蛛の糸』では、
お釈迦様が極楽から蓮池の底の地獄に、
救命ロープの代わりにクモの糸を垂らす。
ぼくはこの話を中学の国語で習ったが、
その時の友人の質問と教師の回答が秀逸であった。
「先生、蓮池のハスはどこから生えているのですか」
「それはあの世の神秘である」。

 また、博物学者で小説家のハドソンの南米を舞台にした小説『緑の館』(1904)には、
クモの糸で紡いだ服をまとった妖精のような少女が登場し、
世界中の男の子がクモ嫌いを棚にあげてそのロマンチシズムに酔った。


アメンボ


去年に引き続き、アメンボを激写してきました。


それにしても、アメンボは濡れないのかな。。





2010年7月20日火曜日

いと涼し

  
吹きガラスを趣味にしている友人の個展が目白であり、
行ってきました。

涼しそうなガラスの器に今日の暑さが遠のきました。

2010年7月15日木曜日

花のささやき(野の百合)


大きな花なのに茎が細くて長くて、
だからシャンと立っていられないんだわ。
ひょっとしてこれは神様の設計ミスかしら?

百合の前でそのようなことを思っていたら
百合が応えて言いました。

「いいえ、そうではありません。
私たちはこうやって頭を垂れて咲くように
創ってただいたのです。

風が来ると私たちは立っているときよりももっと揺れて
香りをいっそう漂わせることができます。

それに…



このようにずっとあなたの近くに顔を寄せることができるのです!」

 

踊りなさい♪

tanzen (タンツェン)というドイツ語の響きは、
danceやdanserという響きよりも
踊っている感じがする、
と私見に満ちつつ断言する。

蓮の花に出会うと、私はそっとささやく。
「tanzen! tanzen!  さあ、踊りなさい!」





  発掘された2000年前の
  種子から生まれた大賀蓮
  @川村記念美術館

2010年7月5日月曜日

気になる季節

 
木に成る実が気になる季節。
 
写真撮るより採りたかった。。
 

2010年6月30日水曜日

あじさい

 
温和しい花だと思っていたけど、
実は主張していたのね。

ヤマモモ

 
はじめていただきました。
甘酸っぱい味。
中にとても酸っぱいのもあり!
 
売っていた果物屋さんによると
「すぐに痛むのでなかなか東京では売られない」とのこと。
ラッキーでした。

2010年6月15日火曜日

白詰草の髪飾り

 
かわいい女の子。
 
「後ろ姿、撮っていいですか?」とお母さんに聞いたら、

「いいですけど、じっとしてられるかしら?」

遠くにいた女の子に「○○ちゃん、ちょっとこっちにきて!」

女の子がお母さんの隣にすわってじっとした数秒、
慌ててシャッターを切りました。

隅田川沿い、波除稲荷神社の夏祭りでした。

2010年6月9日水曜日

あじさい

 
巷ではおしゃれなレインブーツが流行っているとか。。 
 
学生時代、数百字のショートストーリーを書いたことがありまして、
思えばそれが私の処女作だったのか、と。。
 
そのお話のヒロインは、紫陽花でしたが、
テキストはどこかへ行ってしましました。
思い出そうとすると思い出せるような。。

どくだみ


 
庭の草むしりがたいへん、という方を
何人か知っています。
 
なので、アップするのも気が引けるのですが、
あしからず。。

2010年6月8日火曜日

風の婚

 
カエデの実です。風に運ばれて子孫をふやします。
花も風媒花です。
 
そんなカエデを漢字で書くと「楓」。
風の一族です。
 

風の惑星

そこでは微風しか吹かないという。。

2010年6月6日日曜日

 
昨日の連句は「多摩パルテノン」というところでありました。
少し早く行ったので、その建物後方にある公園へ。。
 
お昼寝にもってこいの椅子があり、
池・芝生・森。。と美しい公園。
 
が、目が釘付けになったのは、
なんといってもこのカルガモ・ベイビーズでした。
 

2010年6月3日木曜日

木下闇

 
風が立つと印象派絵画のようです。
   
そんな絵の中を、アメンボウが泳いでました。


2010年6月2日水曜日

夜の古書店

 
いつも行く練馬の古書店です。
ふだんは昼間しか行かないのですが、
夜、通りかかったらまだ開いてました。
 
なんだか昼間と雰囲気が違って見えます。
夜行けばまた違う本に巡りあえそうな。。

2010年5月28日金曜日

草藤


近くから見てよし…

 
 
少し離れて見てもよし…

 
 
さらに離れて見てもよく…
香り高い花です。

2010年5月24日月曜日

山法師咲く


昨日行ったお寺で、はじめて山法師の花を見ました。

案内してくださったのは庭師さん、
少し足を曳いておられたその方は
戦争当時のことをさり気なくおっしゃっていました。
 

2010年5月23日日曜日

直立不動(虫類が苦手な方はパスしてください)

 
昨日行ったお寺の庭。
蜘蛛の巣の中央にいた蜘蛛ですが、
私が近づくとすばやく枝の方へ逃げ、
なんとそのまま直立不動となってしまいました。

   
これはもしかして「擬態」ってやつでしょうか?
「大丈夫、君を取って食おうとは思ってないから」と
言ってみたのですが聞き入れてもらえず、
私がいる間ずっと直立不動の蜘蛛でありました。